運賃とは簡単に言いますといわゆるメーター金額のことです。
これに対し料金は迎車回送料金や待料金などがあります。
さて料金には「旅客に及ぼす影響が比較的小さいもの」としてサービス指定料金があります。
このサービス指定料金とは「車両指定配車料金」と「時間指定配車旅客」のふたつが明記されてます。
このサービス指定料金は認可ではなく「あらかじめ届出」が必要なものとされております。
つまり運賃も料金もこの「旅客に及ぼす影響が比較的小さい料金」も全て事前に申請しなければなりません。
認可は当然行政庁に申請し審査されるものです。
届出も当然行政庁に届出を行います。
いずれも勝手に自分たちが金額を決めてやってしまった後に行政庁にいけば良いかとなると大変なことになりますよね?
ですから運賃料金は、認可もしくは届出の違いはあれぞ「必ず事前に行政庁に申請」が必要となるのです。
この大前提を頭に入れておけば運賃料金関係の理解は少しでも進むと思います