日常点検に関する問題ではよく「走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に点検を行えば良い」という問題が出ます。
例えばタイヤで言いますとパンクやバルブの漏れで、空気圧は前日帰庫時には問題なくとも翌日の朝の出庫時には問題になることもありますよね。
ですから、事業用自動車の日常点検(運行前点検)では空気圧は当然毎回チェックします。
しかし、タイヤの溝はどうでしょうか?
一日で溝がすりへるような走行距離になることはありませんよね。
ですからタイヤの溝に関しては冒頭申しあげたように「走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に点検を行えば良い」項目となります。
他にはウインドウォッシャー液の残量もそうですね。
一度に液が無くなるほど使うことはありませんよね。
原動機、ブレーキパット、ウインドウォッシャー液、空気圧、溝…
何が「走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に点検を行えば良い」
項目なのかを今一度整理しましょう